わたしもナグネだから(伊東順子 著)・安住しない私たちの文化(姜信子 著)

秋のこと。古書ほうろうで姜信子さんの「安住しない私たちの文化」を買ったらすぐ後に伊東順子さんの「わたしもナグネだから」が出て、二冊を同時進行で読んだらとても良かった!特に「ナグネ…」に出てくる様々な「移動」の物語を読んでいると、ふだん僕らが属する国で人を分けていることや、その基準である「垣根」自体がぐらぐらしてきて、目を拡げられた。同時に、国や権力がその「垣根」を「しっかり」させようとした時、どんなに悲惨なことが人の身にふりかかるか、憶えておきたいこともたくさんあった。「わたしもナグネだから」って、いいタイトルだなあ。